以下にて、備忘録的に、記事の要点整理とメモを記載していきます!
記事のジャンル
働き方、キャリア
3つのポイント
この記事の重要・気になるポイントは、以下の3つです。
- ムダな経験は1つもない
- 人生に教科書はない
- 自分の「人生の棚卸し」ができているか
人生、すべてが学びである
主張したいこと
この記事を読んで考えたのは、「人生、すべてが学びである」ということです。
そう伝えたい理由・背景
最近は「働き方改革」といって、残業抑制、とにかく無駄なことを避けようという時流が強まっているように感じています。
また、そういった意味での生産性の高さ、言い換えるとある種の「要領の良さ」こそが至上命題、
そんな風潮の中で育ったのが、私の世代でもあります。
無駄なことをしないで、ゴールに向かって一直線に行け。道草をするな。
そんな雰囲気に、今まで違和感を抱えて生きてきました。
本当にそのゴールでいいのか?回り道をすることで見えることも、あるのではないか?
そもそも、その「無駄」を、本当にムダにしてしまっているのは、自分自身の偏狭な考え方なんじゃないのか?
そんなもやもやに、この記事は、1個の光を与えてくれたような気がしています。
記事と関連して考える
この記事の考え方で言えば、やはり回り道というのは、1個の学習機会であると考えられます。
他律的な、誰かの決めた与えられたゴールに向かって、決められた手順で向かうだけでは、
予め想定し得る範囲の気づきを得ることができません。
やはり、記事でピョートルさんが述べているように、自らの好奇心・興味関心に従って、
自律的に生きることが、よりよい人生につながるのではないでしょうか。
そうすることによって、他者モードでない、自分モードでの視点で物事を観察することができ、
翻ってそれが、世の中にない新たな気づき・発見につながっていくのだと考えました。
そして、その「気づきに気づく」ために、時に立ち止まって、
「人生の棚卸し」が必要なのでしょうね。
まとめると
だれかに強制されたり、それが明示にしろ暗示にしろ、
他人の指図を受けて動くような、他律的な人生はおススメできない。
「人生、すべてが学びである」のだから、自分の好奇心・興味関心に従って、
時に立ち止まって棚卸をしつつも、楽しんで生きていくとよい。
留意点
ただし、自分の好き勝手に生きていいということではないと考えています。
それに、下手に動き回っても、疲弊するだけだ、ということもあるのではないでしょうか。
世の中の「常識」や「定石」とされるものの多くは、数えきれないほど多くの先達が、
長年の経験と失敗の中から凝縮させてきた、成功のエッセンスであることも確かだと思っています。
だから、そういった「常識」「定石」に頼れる部分は頼りつつ、
自分が本当にやりたいコトに全力集中、そのコトであればどれだけ無駄なことをしてもOK、とするのが、
良い姿勢なのかもしれませんね。
ただ、頼りすぎると他律的になり、セレンディピティも生まれない、
つまらない人生になってしまう。
難しいものですが、この答えのない問いを考え続けることこそが、
まさに、尽きることのない学びなのかもしれません。